元利均等返済と元金均等返済で利息が変わる?
支払い方法で利息が変わる?
住宅ローンの支払い方で、総支払額や利息額が大きく変わってくることがあると聞きました。それは、どういうことですか?
20代 自営業
「元利均等返済」と「元金均等返済」の2種類あります。
わたしも住宅ローンを組むまで、ローンの返済方法に関しては何も考えていませんでした。
しかし、友人から損をしない返済方法を教えてもらって、支払額が当初の予定より200万円近く安く済む結果になりました。
ローンの支払い方法には、「元利均等返済」と「元金均等返済」の2種類あります。
■ 元利均等返済毎月の支払額が、返済終了まで同じ金額になる返済方法です。
当初の支払額は、元金均等返済よりも少なくなりますが、利息の総支払額が高くなります。
〈借入額:2,000万円、固定金利:年3%、返済回数:240回、ボーナス月増額なしの場合〉
- 1回目支払額・・・110,900円元金分・・・60,900円利息分・・・50,000円
- 2回目支払額・・・110,900円元金分・・・61,052円利息分・・・49,848円
- 12回目(1年目)支払額・・・110,900円元金分・・・62,596円利息分・・・48,304円
- 120回目(10年目)支払額・・・110,900円元金分・・・81,971円利息分・・・28,929円
- 240回目(20年目)支払額・・・117,304円元金分・・・117,016円利息分・・・289円
※240回目の支払いは端数が含まれているため、支払額が前月と異なります。
★利息の支払い総額・・・6,622,404円
■ 元金均等返済支払い総額ではなく、毎月一定の元金を支払ってゆくのが元金均等返済方式です。
当初の支払い額が高い点は負担になりますが、その分、元金の減り方が早くなります。
この方式だと、総支払い額は多くなりますが、元本が毎月同額で減るので、借りる側も理解がしやすく、ライフプランを立てやすくなります。
- 1回目支払額・・・133,333円元金分・・・83,333円利息分・・・50,000円
- 2回目支払額・・・133,125円元金分・・・83,333円利息分・・・49,792円
- 12回目(1年目)支払額・・・131,041円元金分・・・83,333円利息分・・・47,708円
- 120回目(10年目)支払額・・・108,541円元金分・・・83,333円利息分・・・25,208円
- 240回目(20年目)支払額・・・83,619円元金分・・・84,413円利息分・・・206円
★利息の支払い総額・・・6,025,021円上記のケースでは、元利均等返済と元金均等返済とでは、支払利息の総額で60万円もの差がついてしまいます。
利息の額だけを考えると、元金均等返済のほうがいいと感じるが多いと思いますが、毎月の支払額が20,000円も違うと、かなり生活を圧迫する場合がありますので、一概に、元金均等返済を選ぶべき、とは言えません。
毎月の支払額は、返済を重ねていくうちに、元利金等返済も元金均等返済と同じぐらいになってきますが、そのタイミングは、借入額と返済期間によって大きく変わってきます。
目安としては、子供が小学生までの時期は教育費があまりかからないので、その時期に返済額が多くなるようにするとよいと思います。
また、子供がいないご家庭でしたら、奥さまがパートに出られる時期、事業の拡大期なを考慮するのもポイントです。
管理人
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